佐賀県小城市三日月町　光栄菊酒造 Koueigiku syuzo
二〇〇六年に蔵が廃業して姿を消した佐賀の銘酒「光栄菊（こうえいぎく）」が、二〇一九年に復活を遂げました。

「光栄菊」復活の立役者は、ＮＨＫで働いていた日下智社長と田下裕也取締役のふたり。
そこに愛知県の「菊鷹」で杜氏をしていた山本克明杜氏が加わり造りが始まりましたが、二〇一九年の８月の豪雨被害で麹室が浸水してしまうなどのトラブルにも見舞われながらも造りの環境を整えて新生「光栄菊」がスタートしました。

目指すお酒は「菊鷹」時代からの熱狂的なファンも多い、山本杜氏が得意とする「酸と旨味があり、最後に口の中ですっと切れる食事に合わせる酒」。
販売直後からかなりの反響を呼び、「光栄菊」は瞬く間に大人気銘柄となりました。
このように、奇跡的な出会いが生み、困難を乗り越えて復活した「光栄菊」。
非の打ちどころがなく完璧な味わいを是非！味わってみてください。

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ヨーロッパの女性名、ギリシャ語で『復活した女性』を意味する「アナスタシア」の名を冠した、花火のように華やかな菊の品種名「アナスタシアグリーン」を頂戴しました。
グレープフルーツのような香り軽快で爽やかなお酒です。

■蔵元：佐賀　光栄菊酒造